C言語における「void」の使い方
C言語におけるvoidの使い方をメモっておきます。
確認のために作ったソースはこちら。
/**********************/ /* 三角形の面積計算 */ /**********************/ #include <stdio.h> void msg(void) { printf("三角形の面積を計算します。\n"); } float gett(void) { float t; printf("底辺を入力してね。:\n"); scanf("%f",&t); return t; } float geth(void) { float h; printf("高さを入力してね。:\n"); scanf("%f",&h); return h; } float tri_menseki(float t, float h) { return t*h*0.5; } void disp_data(float men) { printf("面積= %f\n",men); } main() { float teihen,takasa,menseki; msg(); teihen=gett(); takasa=geth(); menseki=tri_menseki(teihen,takasa); disp_data(menseki); }
戻り値や引数の有無とあわせてvoidの使い方を確認してみます。
戻り値のない関数を書くときはvoid宣言!
ソースの中で出てきますが、戻り値のない関数はvoid宣言を行うこと。printfを使った文字列を出力するだけの処理などが代表的。
6行目および32行目ではまさにprintfで文字列の出力を行うだけの処理を行う関数を作成しているので頭でvoid宣言を行っています。
引数のない場合もvoidを使う。
引数を使用しない関数も()のなかにvoidを記載する。
11行目と19行目では引数を使わず処理をするかたちなので()のなかにvoidと記載しています。
実効結果を確認する
実行結果を以下に残しておきます。
三角形の面積を計算します。 底辺を入力してね。: 5 高さを入力してね。: 7 面積= 17.500000
以上、voidの使い方でした。