【Ubuntu 24.04対応】Let’s Encryptで無料SSL証明書を導入しよう!
Let’s Encryptを使えば、無料でSSL証明書を取得し、自宅サーバやVPSでも簡単にHTTPS対応が可能です。この記事では、Apache2を使用している環境で、Ubuntu 24.04にLet’s EncryptのSSLを導入する手順を解説します!
✅ この記事でできること
- Let’s Encryptのインストール
- 証明書の取得とHTTPS化
- 自動更新の設定
1. 前提条件
以下の条件を満たしている必要があります。
- Ubuntu 24.04がインストールされている
- Apache2がインストール済み
- サーバが80番ポート/443番ポートで外部公開されている
- 独自ドメインがDNSに正しく登録されている(例:
example.com
)
2. Certbotのインストール
sudo apt update sudo apt install certbot python3-certbot-apache
3. Apacheの設定確認
Apacheの設定ファイルにFQDN(独自ドメイン)が記載されていることを確認しましょう。
<VirtualHost *:80> ServerName example.com DocumentRoot /var/www/html </VirtualHost>
4. SSL証明書の取得とHTTPS化
sudo certbot --apache
コマンド実行後、以下のような質問に答えるとSSL設定が完了します。
- リダイレクト(HTTP → HTTPS)を有効にするか
- メールアドレスの登録(通知用)
SSL証明書を取得するには、80番ポートが外部に公開されている必要があります。
5. 自動更新の確認
証明書は自動で更新されますが、念のため確認しておきましょう。
sudo systemctl list-timers | grep certbot sudo certbot renew --dry-run
💡 サブドメインにも対応可能!
複数のドメイン・サブドメインをまとめて指定できます:
sudo certbot --apache -d example.com -d www.example.com -d sub.example.com
🎉 まとめ
Let’s Encryptを使えば、無料かつ自動でSSL対応ができるので、今では導入が必須とも言える存在です。セキュリティ向上とSEO対策のためにも、ぜひ早めに導入しておきましょう!