まずは自宅サーバを公開しようと思ったきっかけについてお話します。
一緒にLinuxとの出会いも・・・。
ワタクシ、会社での所属が「電算課」という大仰な名前の部署になるのですが・・・
入った当初は当然ながらPCのことなど何も知らない状態でした。
当時は自宅にインターネットなどもなくパソコンに触る機会もほとんどないまま過ごしてきたためWordやExcelすらほとんど知らない有様だったのです。
そんな私がいきなり電算課に配属されてやらされたのが事務所のOA機器管理、社内システムを使った入荷・出荷のデータ処理などでした。
そしてそのシステムがOracleとMicrosoft Accessで構築されていることを知ったことからAccessを構ってみたくなり(サーバからデータ抽出を頼まれることが時々あったのが大きな原因ですね)、自宅にデータベースサーバをたててみようと考えたのがことの始まりです。
そして素人の自分としては新しいOSを手に入れなければならない、しかしWindowsサーバなんか高くて買えないし・・・と悩みながらネットで調べていたときにLinuxと出会ったのです。
いくつか種類があることはなんとなく分かりましたが一体どれを使用したら良いのかもわからずあれこれ調べた結果、最初に採用したのはVine Linuxでした。
といってもVineにした理由というのが、当時自分が参考にしようと決めたサイトで説明されていたOSがVineだったという程度で特にこだわりのあるものではなかったのです。
そして使っていくうちに更新の遅さ(特に使用していたウィルスソフトの更新に未対応だったこと)が徐々に気になり始めたのでサーバ専用機(といっても安物ですが)の購入と一緒にシステムを一新しよう!と決意してあれこれ調査した結果、現在使用しているUbuntuと巡り合ったのです。
こうして使用するOSが決まりましたので、次は実際のインストール手順について忘れないように書き残しておこうかな。