16.04へアップグレード完了?した勢いのまま18.04へアップグレード!
いや、本当は最低限の機能しか復旧してないんですが
- 会社の都合で有休を消化せねばならず、休みが続くこと
- 天気が悪くて自転車に乗る気にならないこと
などと好条件?が重なり、一気に18.04へアップグレードすることにしました。前回同様「Wordpressが動くこと」と「メールの送受信ができること」を最低条件として進めていきます。
do-release-upgradeで18.04へのアップグレードを実施
ターミナルを起動して
# apt-get update # apt-get upgrade ↑パッケージの更新と必要なアップデートを先に済ませておく。完了したら… # do-release-upgrade
これでアップグレードに必要な作業は完了です。あとは待つのみ。14.04から16.04へアップグレードした時と同様、いくつかのアプリケーションに対して「既存の設定を生かすか?新しい設定ファイルに置き換えるか?」を聞かれますが、全て既存のものを残して進めます。
最後に不必要なパッケージを削除して再起動完了したら我がUbuntuサーバも18.04へとアップグレード完了です。思えば10.04から始まったMyサーバですが、動かし始めて8年も経つんですねぇ。
各種アプリケーションの状態を確認する
最初に定めたとおりまずはWordpress関連とメール周りを確認します。調べてみると
- WordPressが動いていない。前回同様PHPのソースコードがまんま表示されている。
- メールサーバはちゃんと動いている様子。送信も受信も問題なし!
といったところです。またPHPか…
Apache2とPHPの連携を確認する
ドキュメントルートに置いたphpinfo()を動かすファイルを読み込んでみてもダメ。16.04でPHP7.0だったのが18.04では7.2にバージョンアップされている模様。対応は以下のとおり。
# dir /etc/apache2/mods-enabled 一覧にPHP関連が表示されない→PHPに関するモジュールは有効化されていない # dir /etc/apache2/mods-available PHP7.2に関するモジュール(php7.2.confとphp7.2.load)は存在している # a2enmod PHP7.2 モジュールを有効化する # systemctl restart apache2 Apache2を再起動。
以上の手順を踏むだけでWordpressが動くようになりました。前回はMySQLもいじらないといけないなどより手間がかかった気がするので、それを思えば簡単でした。
次なる課題
現状ではZabbixも止まっていますし、調べるとfail2banも動いてなさそうな様子。とりあえずはSSLの導入が先かな?と考えていますが。少しずつ14.04で稼働していた状態へ戻していくとともにセキュリティにも気を配りたいところです。