Linuxサーバ

Ubuntu15.04にProftpdをインストールして設定する

Ubuntu15.04とProftpd

なんだか久しぶりの投稿になりました。しかもサーバネタっぽいのなんていつ以来か思い出せないくらいです。

 

といっても、実家のサーバをイジったわけではないので書こうか迷ったんですが、普段使いのUbuntu15.04とスマホで画像やファイルのやりとりをするのにいちいちケーブルを持ってくるのが面倒になったのでFTP経由でできるようにしました。

 

使ったソフトはサーバでもお世話になっているProftpdにしたので復讐がてら設定を書き残して置きます。

 

Proftpdのインストール

インストールはいつもと同じくaptのお世話になります。

 

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install proftpd

 

インストール時にinet経由で起動するのかスタンドアロンで動作させるのかを尋ねられます。

 

スタンドアロンを選ぶとproftpdはデーモンとして常駐するのでレスポンスに優れますが、常時メモリ等のシステムリソースを食い続けることになります。

 

inet経由にすると要求があったときだけinetdが中継動作を行ってproftpdが呼び出されるため、何もないときはメモリの節約になるかわりに動作時のレスポンスで劣ります。

 

今回は(というかサーバでもそうしていますが)スタンドアロンを選びました。

 

設定ファイル「/etc/proftpd/proftpd.conf」を設定

インストール後の設定ですが、主に以下のように設定しました。

 

$ sudo vi /etc/proftpd/proftpd.conf

↓11行目。IPv6は使用しないのでOffに変更(使うのであれば当然On)
Use IPv6 Off

↓34行目。コメントアウトしてクライアントからの接続先を以下のように。
DefaultRoot ~/public_html(同名のディレクトリが存在していることが条件)

Esc→「:wq」にて保存して終了

 

以前サーバで設定した時は「ServerName(接続時に表示される名称)」も編集しましたが、今回は自宅のLAN内からしか接続することがないため割愛してます。

 

ソフトウェアの名称やバージョンが表示されるのはセキュリティ的に好ましくないため、必要に応じて修正するべきかと思います。

 

スマホから接続テスト

スマホにインストールしてあるFTPクライアントから接続テストを行います。

 

IPアドレスとユーザ名、パスワードを入力してファイルのアップロードとダウンロードを行ってみて問題なく動作することが確認できればOK。

 

 

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