すこしずつ設定をいじっているEmacsですが、他にも存在するLispをインストール・設定してPHPの開発環境として使えるようにしてみたいと思います。
auto-installを導入
auto-installは各種Emacs Lispの追加を手助けしてくれるツールです。まずはこれを導入して今後の助けになれば…と思います。
インストールディレクトリを作成してファイルをダウンロード
インストール用のディレクトリを作成、ファイルをダウンロードします。
※カレントパスはユーザのホームディレクトリだと仮定して作業を進めています。
auto-installのインストールディレクトリを作成 $ mkdir ./.emacs.d/auto-install 作成したディレクトリへ移動 $ cd ./auto-install auto-install.elをダウンロード curl -O http://www.emacswiki.org/emacs/download/auto-install.el
ファイルをバイトコンパイルしてinit.elに設定を追記
今度はダウンロードしたファイルのバイトコンパイルとinit.elへの設定追記を行います。
バイトコンパイルを実行 $ emacs --batch -Q -f batch-byte-compile auto-install.el init.elを開く $ vi init.el 以下を追記 ;;auto-install関連 (add-to-list 'load-path (expand-file-name "~/.emacs.d/auto-install/")) (add-to-list 'load-path (expand-file-name "~/.emacs.d/lisp/")) (require 'auto-install) (auto-install-update-emacswiki-package-name t) (auto-install-compatibility-setup) (setq auto-install-directory "~/.emacs.d/lisp/")
この状態で保存したらEmacsを起動してみます。
エラーが出るようなら設定ファイルの記述ミスやパス違いなどが考えられますので、ご自分の環境も合わせて確認してみてください。
次回はauto-installを使って更なるツールを導入していきたいと思います。