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Emacsにauto-completeを導入する

今回はインライン上で補完候補を表示してくれるAuto-Completeを導入します。

 

Auto Completeのインストールと設定

Emacsを起動して「M-x auto-install-batch」と入力します。

 

前回インストールしたAnythingのおかげで候補の一覧が表示されますので「auto-complete development version」を選択してやりましょう。

 

これまた前回と同じくC-c C-cで随時バイトコンパイルを実施してやり、「Installation is completed」と表示されればOK。

 

あとはinit.elに

 

(require 'auto-complete)
(require 'auto-complete-config)
(global-auto-complete-mode t)
(setq ac-auto-start t)

 

と追記してやれば次回以降Auto Completeが有効化されます。

 

下のほうに「AC」と表示されていればAuto Completeが有効になっている印です。

 

上記の設定で基本的にはEmacsの起動時にAuto Completeが有効になっているはずなのですが、モード(LispモードとかTextモードとかFundamentalモードとか)によっては無効のままになってしまうようなので、その場合はinit.elに

 

(add-to-list 'ac-modes 'fundamental-mode)  ←fundamental-modeでもACを有効にする

 

のように追記すると次回から勝手に有効化されるようです。

 

今日のまとめ

インライン上で文字補完を行ってくれるAuto Completeの導入を行ってみました。内容をまとめると

 

  1. auto-installを使って楽チンインストール
  2. init.elに設定を追記して自動起動しておくと次から楽になる
  3. 自動で有効化されないモードがあれば設定に追記して修正

といった具合です。

 

まだまだ不慣れなEmacsですが少しずつ使いやすくなってきている気がします。

 

これらの環境を土台にして次はPHPの開発環境として仕上げていきたいなぁ…と思っています。

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