Microsoft Accessを使用して簡単な家計簿を作ってみようと思います。
きっかけは経済状況の悪化!?に伴う収入・支出のバランスを見直すと共に無駄な出費を抑えたい、というひどく個人的な理由になります(汗
で、既存の家計簿もネット上にはゴロゴロ転がっているのですがどうせなら自分のスキルアップのために自作してみようじゃないか!ということです。
いずれはMySQLとJavaでリトライしたいと考えていますので、そのための予備段階という役割も密かにあったりしますがそれはまたそのときに。
私、システム開発が本業ではありませんのでデータベース構築はやったことがありません。
基本書を読んで大雑把な流れは知っているつもりでしたが、安易にシステムを作った場合に発生する後々の面倒についてはよく分かっているのでまずは設計(というと大袈裟か)をしっかりと行ないたいと思います。
まずは家計簿のなんたるかをハッキリと定義付けしましょう。
家計簿の主な役割は「不要な支出を抑え、家計を健全に保つこと」が一番であり、お金の出入りを記録することが大事です。
よって既存のものがどうかはさておき、ここで作成する家計簿は
- 入金と出金を手軽に入力できるフォームを用意する
- 入力したデータは一括で履歴テーブルに保存
- 任意の期間でデータを取り出し、集計・分析できるフォームを用意する
- 必要であればデータをエクセルに吐き出して加工
- 溜まった履歴データをcsvファイルで出力、データ領域を管理する
といった感じにすることにします。
あとは詳細を煮詰めながら必要な機能を足す感じで。
まずは1から順に検討していきます。
「入出金を手軽に入力」ということを考えると、いちいち入出の区分や内訳を手入力するのは現実的ではありません。
よってマスタ化してコンボボックスで選択できれば簡単でしょう。
グループ化したオプションボタンでも良さそうです。
とにかく費目マスタを用意することにします。
2の履歴テーブル、テーブル作成自体は何てことないのですがフィールドの選定と個別設定を要検討といったところか。
3の集計・分析用フォームですが
- 「週間」「月間」「年間」での集計
- 「前週対比」「前月対比」「前年対比」で分析
- 上記以外にも任意の期間でデータ抽出可能な形態
- 費目ごとの構成比を見れるようにする
ぐらいの機能はつけたいものです。
4はAccessでのデータ加工よりExcelフォーマットを用意して集計したほうが簡単そうだと判断した場合に導入することにします。
5はデータ退避用フォームでボタンをクリックしたら一定期間のデータをエクスポートした後テーブルから削除するようにします。
必要であれば過去のデータも見れるよう、一時的な取込用テーブルもあれば後で見直すこともできそうです。
と、ざっくりとした形状は見えてきましたので次は具体的に各項目を煮詰めていきます。