Linuxサーバ

VirtualBoxにUbuntu12.04Serverをインストール(LVM+RAID1)

VirtualBoxのインストールと設定ができたので、ここからはOSのインストールに移ります。

 

かつて自分が書いた投稿を参考にしようと思います。

UbuntuをLVM+RAID1でインストール ~その1~

UbuntuをLVM+RAID1でインストール ~その2~

 

要点を纏めると

  1. インストーラ言語を選択(日本語を選ぶと不完全の可能性アリと忠告。無視だけど)
  2. キーボード選択(由来する国、キーボード共に「日本語」を選択)
  3. ネットワーク検出(LANケーブル刺さってると自動検出。中止して手動設定も可)
  4. ホスト名、ユーザ名、パスワードの登録
  5. 時刻のセットとタイムゾーンの検出
  6. パーティション設定(ここでLVMとRAIDを設定)
  7. インストール開始(途中いくつか選択肢が出てくる)
  8. インストール完了

といった具合でしょうか。では一通りおさらいします。

 

1.インストーラ言語

数ある選択肢から日本語を選択します。「選択された言語は完全とは言えません」みたいな言い訳してますが結果的にほとんど問題ないと思われるので気にせず日本語で進めます。

 

2.キーボード選択

由来する国とレイアウトを聞かれます。使用している環境によって変わるかと思いますが自分の場合国もレイアウトも「日本語」という項目を選択しました。

 

3.ネットワーク検出

LANケーブルが刺さっていると自動でネットワークを検出し、DHCPを使用して勝手にネットワーク設定を行ってくれます。簡単なサーバとして使用するとなると固定IPを割り当てたいので途中でキャンセルを押して手動設定しました。

 

4.ホスト名、ユーザ名、パスワード

タイトルどおり設定していきます。後々の分かりやすさも多少考えた方が良かったかも!?

このあとホームディレクトリを暗号化するか聞かれるんですが、素人の自分的には暗号化など使用ものならあとでトラぶったとき手も付けられない状態になると思い暗号化しませんでした。

 

5.時刻設定とタイムゾーン

これもLANケーブルが刺さってると勝手に検出してくれます。Asia/Tokyoが選択されているはずです。ちなみにここの質問だけ英語で表示されて、選択肢は「はい」と「いいえ」という日本語表示。これが最初に聞かれた不完全な翻訳!?

 

6.パーティション

ここが一番面倒くさかったんですが、要は

  • 2枚のディスクに対して空のパーティションテーブルを作成
  • 作成したパーティションにソフトウェアでRAIDを構築
  • 構築したRAIDデバイス上にLVMでパーティションを作成

となります。

 

まずは各ディスクを選択すると「空のパーティションを作成しますか?」と聞かれるのでそれぞれ「はい」を選ぶと勝手にからのパーティションが作成されます。

 

その後、「ソフトウェアRAIDの設定」を選んで設定をしていきます。

 

RAIDの形式(0、1、3、5、6、10)を選びますが今回はRAID1です。5も興味があるのですが、非力なパソコン上に作ったさらに非力な仮想マシンに対してソフトによるRAID5なんて負荷を掛けることは僕にはできません・・・

 

アクティブデバイスの数を聞かれますが、要は使用するディスクの枚数と思えばとりあえずよいでしょう。ここは「2」を入力します。

 

スペアデバイスについて聞かれますが、控えに回すディスクなどない!ということでこっちは潔く「0」。

 

このまま設定を進めればRAIDデバイスの作成は完了。続いてはLVM(論理ボリュームマネージャ)の設定を。

 

物理ボリューム(実態のあるボリューム、つまりハードディスクそのもの)上にボリュームグループを作成して、その中に論理ボリューム(仮想的なボリューム)を切り分けていきます。

 

ボリュームグループはVG○○(適当な数字で)、論理ボリュームはLV○○(これも適当に)で表すとあとで分かりやすいんじゃないでしょうか。

 

自分の場合も「VG01」上に

  • 「LV01」を200MB作成してファイル形式:ext4で/bootをマウント
  • 「LV02」を2000MB作成してスワップ領域
  • 「LV03」を残り全部で作成してファイル形式:ext4で/をマウント

しました。

 

あとは設定をディスクに書き込むだけです。途中でプロキシの設定(今回は空白にしてスルー)、自動アップデートするかしないか(しないにしました)、ソフトウェアの選択(WebサーバとかDBサーバとか。これも後に自分でやるので無視)、GRUBのインストール(ここは素直に実行)を聞かれます。

 

これでインストール終了です。所要時間は約1時間。

 

インストール完了したら勝手に再起動していよいよVirtualBoxの起動!ユーザとパスワードを入力して・・・ってあれ?

 

ネットワークが繋がってない??

 

ゲスト(Ubuntu)からPingを通してみるがホスト(WinXP)に対して反応なし。逆にホストからゲストにPingを通してもやっぱり反応なし。。。

 

前回安易に設定したネットワークがまずかったようです。。。

 

ということで今度はネットワークについて調べなきゃ。

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