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ブログのテーマがLinuxサーバより~となっているとおりUbuntuもLinuxの一種であるのですが、それではLinuxって一体なんなんでしょうね??
ということで簡単にではありますが調べてみました。
知っている人からすれば当然のことだったり抜けていることがあったりするかと思いますが、初めてLinuxに触る人が少しでも選択肢を広げる助けになったり興味を持つきっかけにでもなったくれれば・・・と思って書きます。
本来の「Linux」というのはOSのカーネル(中核部分でシステムリソースの管理をしたりハード-ソフト間のやり取りをしたりする部分)をさす言葉だったのだそうです。
もっとも現在ではそのカーネルにオープンソースのソフトなどをパッケージ化して配布されているもの(Linuxディストリビューション)のことを指す場合も多いのだとか。
そのLinuxカーネル、開発したのはリーナス・トーバルズというスウェーデン人男性で二十歳そこそこの頃に作ったのだそうです。
当時、UNIX(という別のOS、厳密にはその教育機関向けバージョンのMinix)を使用していたというリーナスさんはMinixの使用に満足できず自分でUNIXと互換性をもったカーネルの開発に着手。
それを無償で配布(但し手を加えたらそれを公開しないといけない)したところフリーなUNIX互換のOSを求めていた人たちが殺到、優れた技術者の手によって数多くの改善が施されて大幅な成長を遂げたのだそうです。
こうして発展したLinuxカーネルですが、そのディストリビューションにもたくさんの種類があるようで、いくつか種類をあげると
- Red Hat Enterprise Linux
- Fedora
- CentOS
- Vine Linux
- Debian GNU/Linux
- Ubuntu
- などなど・・・
まだまだあるようですがひとまずよく名前をみかけるヤツだけでもこんなにたくさんあります。
上の4つは俗にRed Hat系と言うそうです。
そもそもRed Hat Linuxというディストリビューションが存在していてそれがFedoraとRed Hat Enterpriseに分かれたと言う話。
Fedoraは実験的な要素を持ち、そこで十分にテストされた要素をもとに作られる安定版がEnterprise~となります。
※ちなみにEnterprise~はライセンスが無料、その後のサポートが有料となっていて一般的に商用として使われています。
CentOSはRed Hat Enterpriseのクローンとして有名なディストリビューション、Vineは国産のディストリビューションで日本語環境がとても充実しています。
実際、自分も始めて使用したのはVineでした・・・ってそんなことはどうでもいいですねw
DebianとUbuntuはDebian系と呼ばれています。
完全なフリーウェアであることを標榜するDebianとそこから独立してできたUbuntuといったところでしょうか。
このような様々な種類が存在するLinux、まだまだ奥が深い存在です。
機会があればほかのディストリビューションも触ってみたいところですが、まずはUbuntuを一通りマスターしなきゃ!