KVMを使用してUbuntu22.04を用いた仮想マシンを作成
以前インストールしたKVMを使用して、物理ホスト上にUbuntu22.04を用いた仮想マシンを作成してみます。
まずはOSイメージを以下の要領で取得・保存します。
# cd /var/kvm/images #wget https://releases.ubuntu.com/22.04/ubuntu-22.04-live-server-amd64.iso
続いてコマンドを叩いて仮想マシンの作成をば行います。
virt-install \ --name ubuntu2204 \ --ram 4096 \ --disk path=/var/kvm/images/ubuntu2204.img,size=20 \ --vcpus 2 \ --os-variant ubuntu22.04 \ --network bridge=br0 \ --graphics none \ --console pty,target_type=serial \ --location /var/kvm/images/ubuntu-22.04-live-server-amd64.iso,kernel=casper/vmlinuz,initrd=casper/initrd \ --extra-args 'console=ttyS0,115200n8 serial'
- ubuntu2204という名称の仮想マシンを
- 仮想メモリ4GB割り当てて
- ディスクイメージは指定したパスに20GBの容量
- 仮想のCPUは2コア分
- ネットワークブリッジはbr0(KVMインストール時に作成したもの)
- グラフィックは不要(サーバ版のため)
- インストール元のISOファイルのパス
- インストール時に渡すパラメータ
といった感じです。
あとは通常のインストールと同様で進めるためここでは割愛させていただきます。
インストールが完了して再起動が完了したら作成したユーザでログインして以下の通り進めます。
rootにパスワードを付与 $sudo passwd root 設定したパスワードでroot化 $su - 各種アップデートを実施 #apt update #apt upgrade
以上でひとまずインストールまで完了ということにしておきます。
以降、続けて設定を進めていくことにします。