自転車

CometRで枕木山へ行ってきました。

何度かチャレンジしては心が折れて帰ってきていた枕木山。

 

先日やっと登りきることができましたのでご報告まで。

 

自分的に一番しんどかったのは最初の1.5キロぐらいでしょうか。しばらく続く上りの最後が結構な斜度だと思うんですが・・・。

 

今までそこを越えられずに引き返していたんですが、今回そこを越えた後は比較的余裕があったように思います。

 

もちろん他の方のような勢いで走ったわけではないですし、自分なりに余力を残して走ったからこそ・・・だと思いますしタイムも悲惨なものでしたので。

 

ま、その辺りは次回以降の目標ができたと思えばなんてことないんですが。

 

それよりいくつか衝撃的なことがあったので忘れないうちに書き残しておきます。

 

リアル弱虫ペダル!?

じつは登っている最中に足(ふくらはぎの上側)が攣りまして。

 

だましだまし進み続けていたんですが「こりゃだめだ」と思い、一度足を着いたんです。

 

水分を補給しながら軽くストレッチなどしていると後ろから「チャリチャリチャリチャリ・・・」という音が近づいてくるのに気づきました。

 

「あぁ、誰かが登ってきたんだなぁ」

 

そう思って振り返るとなんと!

 

ママチャリに乗った男性が颯爽と登ってくるではありませんか!!

 

しかも結構な勢いで。なんだか小野田坂道君を思い出してしまいました。

 

ちなみにその男性、自分が山のてっぺん付近まで登ったころ上から下ってこられたので、ママチャリで登りきったということなんでしょう。

 

割と機材スポーツと言われがち?な自転車競技ですが、根本は乗り手ありきでその上での機材だということを改めて感じたのでした。

 

下りは要注意!

さて。

 

ヒーヒー言いながら上まで登りきって坂を下っている途中。

 

今度はロードバイクにまたがった男性が颯爽と坂を上っていくのにすれ違いました。

 

「ほんとのロードバイク乗りはこんな勢いで登っていくんだなぁ」

 

と感動しつつ進んでいたら、それからそう時間がたっていないのに後ろからその男性が迫ってくるではないですか!

 

こちらは慣れない下りでスピードを出すのも怖い有様ですので、すみっこに寄って道を譲るとその男性はスマートに片手を挙げて颯爽と僕を追い抜き、あっという間に見えなくなってしまいました。

 

が。しばらく進むとカーブの途中でその男性が落車しているではないですか!

 

ほんとは止まって声をかけようかと思ったんですが、勢いのついた下りで急制動ができるようなテクニックは自分にはなく止まることすらできなかったのでそのまま通過してしまいました。

 

あれだけ慣れているように見える人でも下りは危険なんだなぁ・・・とこれまた痛感した瞬間でした。

 

江島大橋にて

島根半島側へ出るために必ず超えなければならない江島大橋。

 

ちょっと前までは「ここをいかに早く超えるか」がテーマの一つだったんですが、下り込みで設定されている区間エクスプローラーに拘る必要がない気がして今はあまり頑張り過ぎないようにしています。

 

車道を走るのは車の邪魔だと思う(自分が車なら間違いなくそう思う)し、かといって特に下りで歩道をぶっ飛ばすなんて危険なことはするべきではないと思い始めたので。

 

で、ちょうど自分の前をゆっくりと登っている自転車が1台いたのでプレッシャーを与えないよう距離を置いてゆっくりと登ることにしました。

 

しばらくすると後ろから「チャリチャリ・・・」という音が。誰か来たと思い端によって止まった後後ろを振り向くと・・・

 

今度は小学生ぐらいの男の子が立ち漕ぎでグイグイ登ってきています。

 

子供の体力って侮れないですよね。体も軽いのでパワーウェイトレシオも良さそうだし。

 

今回の感想

ルートとしては「枕木山をメインにして家と往復しただけ」のようなルートだったんですが、自分なりに収穫が大きかったですね。

 

実は最近CometRとは別にきちんとしたロードバイクが欲しくなっていたんです。

 

坂はともかく平地での巡航性能を考えたらロードのほうが良いに決まってるじゃないですか?

 

具体的にメーカーやモデルも絞ってあとは買うだけ・・・ぐらいの状態までなっていたんですが、ママチャリで枕木山を登りきる男性をみて思い直しました。

 

「CometRの能力を100%に近いところまで引き出せるようになってからロードバイクを買う」

 

ということです。

 

平地で走るにしても、CometRのトップギアで速度を維持する脚力もないのにロードバイクを買っても絶対乗りこなせない気がしてきました。

 

登りでも、坂が楽なはずのミニベロで一番軽いギアを使わないと登れないようじゃタイヤ径の大きいロードでは余計苦労するでしょう。

 

ということでロード購入はしばらく見送ります。かわりといっては何ですが、少しずつCometRに手を加えて長く愛用できればその方がいいかも…という結論でひとまず満足しておくことにします。

 

あとは登り。脚力が大事なのは言うまでもないでしょうが、自分の場合「贅肉」という錘が人様よりはるかに多くついている状態なのでまずは肉を除去することから考えたいと思います。

 

今乗っているCometRが約10Kg。この度一度購入を考えたロードは8Kg。その差に2キロなんですが、今の自分の体重から2Kg落とせば重量的にはチャラですよね。

 

というか、標準体重との差を考えると約10Kg。。。

 

なによりも今意識するのは、じつは「体重」なんじゃないか・・・というのが今回得られた結論だったのでした。

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