Linuxサーバ

PHPを導入する

Apacheをインストール・設定したところでPHPを動かせる環境を構築します。

 

PHPはサーバ上で動作するプログラム言語で、動的なWEBページの作成を行うことができます。

 

動的な~と言われても最初自分はピンと来なかったのですが、要するにクライアントからのリクエストに対して色んなWEBページ(何かしらの要求、例えば入力した文字にたいする検索結果だったり選んだチェックに対する回答だったり)を表示させることができるのだそうです。

 

このブログを作成する土台になっている「Wordpress」というソフトがあるのですが、これもPHPを使用している代表的なソフトではないでしょうか?

 

前置きが長くなりましたがPHPをインストールしてみましょう。

 

sudo apt-get update

sudo apt-get install php5

 

と入力します。

 

php5と入力したのは、現行のPHPがバージョン5という理由です。

時が経ってバージョン6が主流になればphp6と入力する日がくるのでしょう。

 

一緒に必要そうなその他ソフトも入ってきますが、ひとまず気にせず一括でインストールします。

 

で、設定へ移りますが、設定ファイルのパスは

 

/etc/php5/apache2/php.ini

 

となります。

 

開いてみるとかなり長々と記載されている設定ファイルのようですが、構うところは以下の通りで。

 

  • mbstring.lantuage = japanese(;を消してコメントアウト)
  • mbstring.internal_encoding = UTF-8(;を消して環境に合わせる)
  • mbstring.http_input = auto(;を消してコメントアウト)
  • mbstring.http_output = UTF-8(;を消して環境に合わせる)
  • mbstring.encoding_translation = On(;を消してOnに修正)
  • mbstring.detect_order = auto(;を消してコメントアウト)
  • mbstring.substitute_character = none;(;を消してコメントアウト)
  • mbstring.func_overload = 0(;を消してコメントアウト)

 

以上を修正したら、ついでにMySQLを連動させられるようモジュールを追加します。

 

apt-get install php5-mysql

 

終わったら

 

/etc/init.d/apache2 restart

 

でApacheを再起動します。無事起動したら設定は完了!

 

最後に設定がどのようにされているのか確認してみましょう。

 

仮に「/var/www/」を公開するとしたら、そのディレクトリにPHPの情報を表示するファイルを作成してみます。

 

vi /var/www/test.php

 

としてファイルを新規に作成します。その中に

 

<?php

phpinfo();

?>

 

と記載して「:wq」で保存したあと、Webブラウザで

 

http://サーバのIPアドレス/test.php

 

と入力してみます。こんな感じでずらずら~と記載されている中にMySQLというタイトルが発見できればひとまず設定はできていると思われます。

 

これができればいわゆる「LAMPサーバ」が完成!

Linux、Apache2、MySQL、PHPの頭文字でLAMPだそうです。

 

この環境を生かして、次は「Wordpress」というブログ作成ソフトをインストールしてみます。

 

 

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