不用意にアップグレードを試みた結果
見事にサーバが壊れました。
きちんとした下調べもロクにせず、思いつきでアップグレードを行ったんです。しかもSSH経由のリモートで。
ただでさえ最近カーネル周りに問題があるのでは・・・と思うような不安定な挙動を見せていたというのにあまりに安易な行動だったと言わざるをえないでしょう。
なにが悪かったかといわれればですね・・・
- ApacheやMySQLなど、ソフトのバージョンアップがあったため1から再設定しないといけなかったと思うんですが既存の設定ファイルを生かそうとしたこと
- その結果訳が分からなくなり修復が困難になったこと
など、とどのつまりは無計画さが全てのような気がします。
そこで結果的には前回の構想どおり「Ubuntu14.04 Server 64bit版をRAID1にてインストール」という選択肢を決行することにしました。
現在当サーバは14.04Serverにて動作しています。
今回の作業内容をざっと纏めておいて、次回のサーバ入れ替え時に生かせればと思います。
主な作業内容
基本的にはこれまでの作業内容と大きくかけ離れたものではありませんでした。ので簡単に纏めておきます。
OSインストール用ディスクの作成
Ubuntu本家のサイトより14.04Server 64bit版のisoイメージをダウンロードします。実家だと光回線なんですが、作業した現住居はUQのWiMAX。数10からせいぜい200kB/秒程度しかスピードが出ないので約600MBのisoイメージを取得するのに2時間程度掛かってしまいました。余談ですが。
それをCDに焼いて準備は完了。ここまでは簡単♪
RAID1+LVMでインストール
何度か記事にしている作業(本番は失敗してましたが・・・)なので確認しながらサクっと。今回は無事できたようです。
SSHサーバのインストールと設定
電気代的にも回線的にも実家の方が安定しているので、ひとまずリモートでメンテナンスできるようSSHサーバを構築します。
当然パスワードログインなどは禁止!。秘密鍵のみの認証とします。
これでSSH接続もSFTPもできる状態になったのでここでマシンを実家に戻しました。
FTPサーバのインストールと設定
これも前回同様ProFTPDで。大きな変更は無かったようでコチラも簡単に作業完了。
Apache2+PHP5+MySQL5.6のインストールと設定
Apache2.2が系→2.4系へとアップグレードされたのは自分的にはおっきかったですね。
細かいことはまた改めて記事にしたいと思いますが、上でも書いたとおり既存の設定ファイルのままではお話になりませんでした。
ということで結果的に設定は一段落しましたが詳細はきちんと纏めておかないとあとで困りそう。。。
その他セキュリティ関連
iptablesやClamAntivirusなど、セキュリティ関連もざっくりと設定しました。
残りの課題
とりあえず当ブログを公開できる状態までは復旧できました。
が、実はメールサーバやCronを使った定期処理など復旧が終わってない項目も山ほどあります。
ここまでの作業履歴を記事として纏めつつ、同時進行で復旧作業を進めて早く以前と同様の状態までもっていきたいと思います。
そして更なるスキルアップとサーバの機能向上を図っていきたい所存であります。