ここまでマスタのテーブル作成、マスタメンテ用フォームの作成までやってきました。
入・出金の履歴を保存するテーブル作成やその入力フォーム、さらにメインメニューのフォームや各種確認用の帳票も作成していくのですが、ここで関数を自作してフォームを開いたりレポートを印刷する機能を作成しておきます。
共通モジュール内にpublicをつけて関数を作成しておくと、外部のフォームからだったり別のプロシージャからでも呼び出して使用できる関数を作成できます。
システム内で繰り返し使用するような処理を関数として作成しておくと後々便利だと思いますので是非色々試してみましょう。
書式は
Public Function 関数名(引数1,引数2)
処理内容を記述
End Function
といった具合です。
引数はあっても無くてもかまいません。
例によってサンプルを置いておきます。
ちなみにサンプル内のコードを簡単に説明します。
フォームを開く時のモードは
- 追加モード・・・データの追加のみ可、編集は不可
- 編集モード・・・データの追加、編集共に可
- 読み取り専用モード・・・文字通り読み取り専用で開く
またレポートを開く関数の
Fun_OpenReport
で引数を0か-1にしているのはチェックボックスで指定する時の値が0か-1だから、という理由です。